@article{oai:kinran.repo.nii.ac.jp:00000084, author = {和木, 明日香 and 草野 恵美子 and 伊藤 朗子 and Waki, Asuka and Kusano Emiko and Ito Akiko}, month = {2016-02-25}, note = {近年、日本国内外では、「学習効果(Learning Outcome)」の明確化およびその評価を重要視し、学士水準を維持する流れがある。さらに看護系大学では、看護専門職としての能力を身につける必要がある。そのため看護系大学では、学士水準を保証するとともに、看護専門職としての能力を身につけることを保証する必要があり、この両観点からの教育内容の構築が必要である。本稿では、看護系大学が育成する能力について、学士としての能力および看護専門職としての能力という視点から、国内外の動向について政府刊行物や文献を整理し、基礎的資料を得ることを目的とする。方法として、(1)「学士としての能力」、(2)「看護系大学において獲得が期待される看護専門職としての能力」(3)「教養教育により学生が獲得する能力」の3つに焦点をあて、政府刊行物、文献を中心に資料を整理した。看護系大学において獲得が期待される看護専門職としての力は幅広く、看護学の知識や実践能力にとどまらず、倫理観、また人間の多様性への理解など幅広い視野と価値観を必要とするものであった。クリティカル・シンキング、コミュニケーション・スキルや異文化・社会に対する理解などの学士力や教養教育の中で身につける能力は、現在の複雑化した社会・医療環境、看護専門職の多様化する活躍の場面において必須な能力で、看護実践能力を身につけるうえで基礎となる能力ではないかと考えられた。各大学は大学が育成する看護専門職としての能力を考慮し、同時に大学の理念や教育環境、社会から要求されているニーズを鑑み、育てる人材像を明確にする必要がある。その上で、学習成果を設定し、どのような教育を行うのかを検討していく必要があると考えられた。, 9, KJ00005985759}, pages = {73--82}, volume = {6}, year = {}, yomi = {ワキ, アスカ and クサノ, エミコ and イトウ, アキコ} }