@article{oai:kinran.repo.nii.ac.jp:00000485, author = {山本, 純子 and 谷地, 季子 and 登喜, 和江 and 山本, 直美}, month = {2023-03-01}, note = {本研究の目的は、COVID-19感染拡大によって臨地実習ができず代替実習を経験した看護学生の思いを明らかにすることである。看護系大学に在籍し2020年度に領域別実習を履修した看護学生を対象に、無記名自記式質問紙調査を実施した。実習への満足度と知識・技術・態度の達成度は5段階評価で回答を求め、記述統計を行った。卒業にあたっての思いへの問いは自由記述で回答を求め、質的帰納的に分析を行った。結果、実習の達成度の平均値は、知識4.0(±0.78)、技術2.5(±0.98)、態度3.7(±0.96)で、実習の満足度の平均値は3.1(±0.79)であった。代替実習を経験した看護学生は、実習形態の変更を余儀なくされたことで、学びの機会を【失った感】があり、経験不足による【不安】や【不確かさ】を感じる一方、学内実習での【手ごたえ】を得て、卒業後の活躍への【期待感】を抱いていた。学生は、実際に患者へ看護を提供できなかったことにより技術面への不安を感じながらも、臨地実習で困難感を抱きやすい看護過程の展開の課題に対し、グループ学習により時間をかけて取り組めたことで知識面の理解を助け、達成度を高めることにつながったと考えられる。学内実習は臨地実習の代替ではなく、学習教授方法の一つの選択肢とすることが可能ではないかと考える。そのためには、ICT環境やシミュレーション教育の充実といった教育環境の整備や教育の質を高めていくことが求められる。, 7}, pages = {41--49}, volume = {19}, year = {}, yomi = {ヤマモト, ジュンコ and タニジ, トシコ and トキ, カズエ and ヤマモト, ナオミ} }