@article{oai:kinran.repo.nii.ac.jp:00000483, author = {谷村, 綾子}, month = {2023-03-01}, note = {本稿では特異な才能のある児童生徒に関する教育政策の形成過程を、中教審答申や有識者会議等の審議過程から読み解く。我が国においては、特別支援教育における特別な教育的ニーズは「障がい」の有無により判定されており、諸外国の先進事例に比べ、その運用は限定的である。実態としては様々なニーズのある子どもたちが情緒障がいや発達障がいと認定されることで特別な支援を受けている。一律平等を旨とする学校教育の基本態勢はそれほど簡単に柔軟化できるわけではないが、特異な才能のある児童生徒に関する特別な支援が現実化するとすれば、従来の制度意識に対してかなり大きな変容を迫ることになる。才能児の教育的ニーズを認めることは、多様性を認め合う教育的インクルーシブが一歩前進することでもある。それ故、今回の政策動向は将来の我が国の教育制度の方向性を占うという意味でも注視する必要がある。, 4}, pages = {11--21}, volume = {19}, year = {}, yomi = {タニムラ, アヤコ} }