@article{oai:kinran.repo.nii.ac.jp:00000451, author = {小島, 賢子}, month = {2021-04-14}, note = {近年、保育するうえで保育上困難な子どもである「気になる子ども」の在籍率が増加し、それによって、保育上の困難を体験した保育士が増加している。今回、「気になる子ども」の行動特性により、クラスで「対人関係のトラブル」、「落ち着きのなさ」などの行動が認められる幼児へ、緊張を取り、リラックス効果のあるゆっくりとしたタッチケアの実践を行う機会を得た。保育士と看護師が協働しながら「気になる子ども」へのタッチケアによる支援とクラスの全体の発達へのかかわりについて実践することができた。  本研究では、「気になる子ども」へのタッチケアの有用性を明らかにし、保育士と看護師との協働による今後の保育活動への方向性の示唆を得ることを目的とした。「気になる子ども」にタッチケアを行った結果、「気になる子ども」の行動変化が認められ、クラス全体では、クラスが穏やかになり、子ども同士が仲よく遊ぶようになったという変化が認められた。このことから、タッチケアを行ったことによるオキシトシン、セロトニン分泌が促進され、その効果によって、副交感神経系が優位となり、落ち着いた行動変化や不安感がなくなり集中することができたと考える。また、保育士、看護師の専門性を発揮し、互いの意見を出し合うことによって、多様な支援の方法を考えることができ、「気になる子ども」への子育て支援システムとした体制づくりにつなげることができるとの示唆を得た。, 15}, pages = {121--129}, volume = {17}, year = {}, yomi = {コジマ, サトコ} }