@article{oai:kinran.repo.nii.ac.jp:00000422, author = {小島, 賢子}, month = {2020-04-01}, note = {母親と子どもの情緒応答的なかかわりについて文献検索を行い、母親と子どもの情緒応答的なかかわりについて明らかにした。その結果、情緒応答性の発達には、情緒の読み取りと母親の応答という積み重ねのなかで、母親の試行錯誤の経験が重要となる。応答的な母子相互作用とは、子どもの働きかけに対して、絶え間ない、子どもの自立性と主体性を育むための母親の情緒的な応答のことであるといえる。一方、母親の状況や子どもの状態、育児ストレス、母親の愛着タイプに情緒応答性は影響され、ストレスによって適切な応答ができない子育てとなる可能性もある。また、母親の情緒応答性は、適切に行われることで、母親自身の自信となり、より乳幼児への応答的なかかわりを引き出すことができる。このように、母親の子どもの内的状態を敏感に読み取り、それに基づいて応答する適切な情緒的応答性が乳幼児期の子どもの発達に影響をもたらすことが明らかになった。発達に影響を与える応答的な母子相互作用に、子どもが保護者に働きかけてくるときの保護者の子どもへのより安定した心身のふるまいが必要と明確になった。, 14}, pages = {106--119}, volume = {16}, year = {}, yomi = {コジマ, サトコ} }