@article{oai:kinran.repo.nii.ac.jp:00000394, author = {江南, 健志 and 斎藤, 富由起}, month = {2019-07-10}, note = {Rogoff(2003)は「コミュニティの社会的文化活動への参加のあり方の変容」を重視している.こうした観点から公園の保育園転用問題を考察すると,子どもはコミュニティの中で「公園を潰さないで」という声を上げるという形でコミュニティに参加しようとし,その経験をもって,子どもは社会参加について何かを学んだはずである.それは子どもの社会参加の発達に影響を及ぼす経験である.そこで本研究では,公園の保育園転用問題で意見をあげた子どもたちの「心の声」(Warch,1993)を半構造化面接により聞き取り、その経験の質を検討した.その結果、「子どもは,意見があっても言わないという選択を,おとなや地域のためにしている」という「心の声」が示唆された.子どもの権利条約で規定される意見表明権は、この「おとなを思い、意見を抑制する子どもの声」を現在すくい上げているだろうか.待機児童解消の必要性や保育所の拡大は、保育の質を保ち、政策に子どもたちの声を反映させながら行うことが重要である., 18}, pages = {135--140}, volume = {15}, year = {}, yomi = {エナミ, ケンジ and サイトウ, フユキ} }