@article{oai:kinran.repo.nii.ac.jp:00000386, author = {登喜, 和江 and 伊藤, 朗子 and 岩佐, 美香 and 山本, 純子 and 森川, 真美}, month = {2019-07-10}, note = {本研究の目的は,非観血式血圧測定法でのマンシェットの巻き直しの有無による血圧値の変動を明らかにすることで,看護技術教育で手順とされているマンシェットの巻き直しの必要性について,エビデンスを見出すことである。協力が得られた健康成人女性58名を対象に,両側上腕の血圧を測定し,巻き直しの有無による血圧値の差を両群間で比較した。機器は,水銀レス卓上血圧計を用い,参考機器として電子血圧計でも同様の測定を行った。結果,水銀レス卓上血圧計で測定した1回目と片側のみ巻き直しの有無を加えた2回目共に,血圧に有意な左右差はなかった。また,巻き直しなし群の1回目と2回目の平均値は,SBP=104.28(±9.60)mmHg,104.03(±9.55)mmHg(p=0.473,d=0.03),DBP=64.21(±8.08)mmHg,64.17(±8.04)mmHg(p=0.921,d=0.01)と有意な差はなく,実質的な差もなかった。以上のことから,マンシェットの正確な巻き方である①ゴム嚢の中心が上腕動脈に沿うように巻く,②マンシェットの下端と肘窩との間は2~3cmあける,③マンシェットに捻じれが無いように巻き,更に指が2本入る程度の緩みをもたせるなどの手順を遵守すれば,1回目の測定で数値の読み落しがあった場合でも,マンシェットの巻き直しが必須事項でないことが示唆された。, 11}, pages = {77--83}, volume = {15}, year = {}, yomi = {トキ, カズエ and イトウ, アキコ and イワサ, ミカ and ヤマモト, ジュンコ and モリカワ, マミ} }