@article{oai:kinran.repo.nii.ac.jp:00000032, author = {福田, 典子 and 山下 義昭 and Fukuda, Noriko and Yamashita Yoshiaki}, month = {2016-02-25}, note = {ウリカーゼ・ペルオキシダーゼ (POD) 系からなる尿酸測定試薬を用いて、濃度の異なる2種類の尿標品の尿酸値を測定した結果、高濃度の尿の方が低濃度よりも低い尿酸値を示した。この原因について検討したところ、次の結果を得た。(1) 尿酸値は尿の希釈濃度が0~約20%までは濃度に依存して上昇したが、さらに尿の濃度を増加すると逆に低下した。この低下作用は、尿を121℃、15分間加熱した場合には発現されなかった。(2) 希釈した尿 (希釈尿) に、各種の方法で処理した尿を加えた場合、尿酸値の低下がみられた。(3) 希釈尿に尿酸を添加したところ、尿酸の濃度に伴い尿酸値は上昇した。(4) 一定量の尿酸に処理した尿を加えた場合、尿酸値の低下がみられ、この尿を90℃で15分間放置しても低下作用は消失しなかった。以上の結果から、ウリカーゼおよびPOD反応の阻害因子が尿中に存在し、この因子が尿酸の分解ならびにPOD反応を抑制し、尿中の尿酸測定値の低下を引き起こすと推察される。, 13, KJ00004186759}, pages = {77--83}, volume = {2}, year = {}, yomi = {フクダ, ノリコ and ヤマシタ, ヨシアキ} }