@article{oai:kinran.repo.nii.ac.jp:00000226, author = {山中, 政子}, month = {2016-02-25}, note = {本研究の目的は、急激に臨死期に至った症状のある肺がん患者2事例の情動体験について、精神症状が緩和した事例と難渋した事例で比較し、臨死期における肺がん患者の情動体験の特徴を明らかにすることである。対象は終末期肺がん患者2名で、参加観察法によって収集した記述データは質的統合法(KJ法)を用いて分析し、精神症状が緩和した対象者Aと難渋した対象者Bで比較した。その結果、対象者Aの情動体験は【症状増悪に伴う死の覚悟と最期の苦痛への恐怖感】、【周囲の支援がもたらした生きる喜びと生きる意欲】等の7つに、対象者Bの情動体験は【症状緩和や心地よいケアによって自分を取り戻せたことへの喜び】、【苦痛から解放される唯一の手段としての死の懇願】等の6つに統合された。2事例の比較から、臨死期におけるがん患者への看護として、身体症状の緩和、生理的欲求を満たす看護ケア、スピリチュアルペインへの対応が必要と考える。, 10, KJ00009583699}, pages = {67--76}, volume = {11}, year = {}, yomi = {ヤマナカ, マサコ} }